エイプカスタムその9.ヘッドライトバルブ交換【交流Apeでも明るくなる方法】

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電装系

📋 この記事でわかること

  • Ape100純正ヘッドライトが暗い根本原因(交流電源の問題)
  • HID・LED・高効率ハロゲン——交流Apeに向いているのはどれか
  • M&Hマツシマ製高効率ハロゲンバルブの取り付け手順(工具1本・30分)
  • 交換後の明るさ改善効果と残る課題

 Ape100の電気系は弱点のひとつです。バッテリーレスのため、エンジン回転数に応じてヘッドライトの明るさが変化し、アイドリング時には大きくチラついてしまいます。今回はバルブ交換でできる範囲の改善を試みました。

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Ape100純正ヘッドライトが暗い理由【交流電源の問題】

 Apeのヘッドライトが暗い原因は、電源が交流(AC)であることにあります。エンジンの回転数に応じて発電量が変わるため、低回転時は電圧が下がり、ライトが暗くなります。

 具体的な問題点はこちらです。

  • アイドリング時にヘッドライトが激しくチラつく
  • ウインカーは電力消費集中を避けるため前後で交互に点滅する仕様
  • 夜間走行でも照射範囲が狭く、前方が十分に見えない

 寒い時期は日が短く、朝晩の暗い時間帯に乗ることも増えます。安全上、見過ごせない問題です。

HID・LED化より高効率ハロゲンを選んだ理由

 明るいヘッドライトを選ぶ選択肢はいくつかあります。それぞれのメリット・デメリットを整理します。

  • HID:明るいが消費電力が大きく、バッテリーレス&交流電源のApeには不向き。論外。
  • LED:直流電源が必要なものが多く、交流のままでは使えないものが大半。直流化が前提になる。
  • 高効率ハロゲン:交流のまま使えて、消費電力はノーマルと同じ。バルブ交換だけで明るさが改善できる。

 当時はLEDの選択肢も少なかったこともあり、交流Apeにそのまま使える高効率ハロゲンを選びました。購入したのはM&Hマツシマ製「12v30/30w S2スーパーゴースト6000」。青みがかった見た目がスポーティで、高効率設計により同じ消費電力でノーマルより明るい光量を実現しています。

ヘッドライトバルブ交換の手順と作業ポイント

 作業はドライバー1本、30分もあれば完了します。手順は以下の通りです。

  1. ヘッドライトケースからリフレクターとレンズを外す(プラスドライバーでねじ2本を外すだけ)
  2. リフレクターに収まっている純正バルブを引き抜く(ソケットを回して外す)
  3. 新しいバルブを装着(向きに注意。バルブ根元のタブとソケットの溝を合わせる)
  4. リフレクターをヘッドライトケースにねじ2本で固定して完了

 注意点として、素手でバルブのガラス部分を触らないこと。皮脂が付着すると点灯時の熱でバルブが割れる原因になります。手袋か布越しに扱いましょう。

ヘッドライトケースの中は結構ゴチャゴチャしてますが、配線の色が決まっているので何とかなります。
青いバルブは消灯時も存在感があるような気がします。

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交換後の明るさ改善効果と残る課題

明るさの差は歴然でした。

 交換後、夜間に点灯テストを実施。結果は大成功でした。照射範囲が広がり、路面がくっきり見えるようになりました。純正との差は写真でも歴然です。

 ただし、アイドリング時のチラつきは残ります。これは交流電源の根本的な問題のため、バルブ交換だけでは解決できません。チラつきまで解消したい場合は直流化キットの導入が必要です。

 なお、今は交流でも使えるLEDバルブの選択肢が増えています。H4ソケット対応の交流対応LEDバルブを選べば、ハロゲン以上の明るさも実現できます。当時は選択肢が少なかったですが、現在検討される方はLEDも比較してみてください。

✅ この記事のまとめ

  • Ape100は交流電源のためHID・LED化には追加工事が必要——そのままなら高効率ハロゲンが最善
  • M&Hマツシマ製高効率ハロゲンへの交換で照射範囲・明るさが大幅改善
  • 作業はドライバー1本・30分で完了——初カスタムにも最適
  • アイドリング時のチラつき解消には直流化キットが必要(別記事参照)
  • 現在は交流対応LEDバルブも増えており、さらに高い明るさも選択肢に
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