以前、プラグコードをNGKの製品に交換し、その効果を実感しました。
今回はコードだけでなく、点火を司るイグニッションコイルも一緒に交換をします。
イグニッションコイルとは?
イグニッションコイルとは、スパークプラグから火花が飛ぶよう、電圧を増幅させる装置です。
バイクの電圧は約12Vですが、これを一気に2万~3.5万Vにまで高め、スパークプラグから火花を飛ばして点火することになります。
高電圧の火花を飛ばすとどれだけ点火・燃焼に効果があるのか・・・はわかりませんが、前回のプラグコード交換では中々の手応えがあったので、期待して取り組みたいと思います。
どれを選べば良いかわからないけれど・・・
たまたま見ていた某オークションで新品未使用で出品されていたのが、POSHの「ステンレスブレイデッドタイプ スピードプロツインプラグコード付レーシングIGコイル」という製品。
「強化イグニッションコイル + ステンレス巻プラグコード + アーシング」という、どう見ても最強な圧倒的スペック!
お安くGETさせて頂きました。
いざ、取り付け。
これまでイグニッションコイルの交換をしたことはありませんが、サービスマニュアルを見たところではそれ程難しくなさそうです。早速チャレンジ。
イグニッションコイルはガソリンタンク下のフレームに搭載されています。タンクを外して、エンジンヘッドの上部に固定されている黒いモーターのようなモノがそれです。
端子を外し、フレームとの固定部分を外せば簡単に取れました。
後は逆の手順で端子を取り付け、フレームに固定して完成です。
いざ、試走。
とりあえず外していたタンクを戻し、エンジンを掛けてみました。
キック1発で始動。
おおっ。1回ごとの爆発音が鋭くなったような感じです。
今までが「ボンボンボン」だとすると「ボンッボンッボンッ」と跳ねるようなリズムになりました。
スロットルを捻ってもそのままの鋭い音で回転数が上がります。
試しに近所を走ってみたら、明確にトルクアップしました。
上の方の回転もしっかり着いて来て遅れたりするようなこともなく、マイナスに感じる部分はありませんでした。これはイイぞー。
まとめ・感想
イグニッションコイルの交換は、ガソリンタンクの脱着さえ出来れば誰でも出来るレベルでした。
カスタム難易度としては低いですが、効果はかなりあると言って良いでしょう。
始動性アップにも大いに貢献してくれるものと思います。
点火力がアップして、高回転時にもエンジンパワーをしっかり引き出してくれる感じです。
明確な効果が感じられたので、期待していなかった分嬉しさを感じるカスタムでした。
※バイクカスタムは手順・方法を誤ると怪我や事故の原因になる可能性があります。カスタムを行う際はあくまで自己責任でお願いします。また、当サイトは不正改造を推奨するものではありません。保安基準・交通法規等を予め確認し、法令の範囲内で実現可能なカスタムを行っていますが、万が一そうでないケースがありましたら是非ご一報をお願いします。
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