エイプカスタムその10.ステップ可倒化

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外装

 Apeあるあるの中に「倒し過ぎてステップを擦る」というのがあります。Apeのステップ自体は幅広でゆったりしており、疲れにくい方だと思いますが、位置が若干低めで横に張り出しているため、カーブで車体を倒した時に地面に当たってしまうことがたまにあります。ステップバーが車体に固定されているため、地面に当たった時に引っかかってしまい、バランスを崩してしまうのです。今回はそれを改善しようと思います。

Apeのステップは可倒化できるのか?

 上で述べた通り、Apeのステップは固定されているので接地した時に引っかかってしまうのですが、大抵のバイクは足を乗せるステップの部分が後方斜め上側に折れ曲がるようになっていて、バランスを崩しにくくなっています。また、バンクセンサーと言って、ステップの外端から下向きに突き出たポールでステップが接地する前にわかるようになっているものもあります。

 Apeも他車パーツを流用して可倒ステップにできるとの情報を仕入れたのですが、上手くできるか・・・・?

可倒ステップの例。後方上側(左上)に折れる。
ステップ先端にバンクセンサーも付いています。

パーツ集め

  ネットで仕入れた情報によると、Apeのステップは同じHONDAのオフロードバイク、CRF100のステップと交換できるとのこと。ただ、ステップ部分だけでなく、ブラケット(台座)ごと交換することになるので、スタンドセンサーは使えなくなります。

 そしてCRF100純正の場合、足を乗せるステップ部分は滑り止めの付いたペグになっており、Apeに流用するとステップだけオフロードテイストが強くなってしまうので、私はスズキのストリートマジックのステップ部分を入手し、使用することにしました。

 他にも、HONDAのホーネットのステップなども使えたりするようなので、ラバー付きが良ければそちらを選んでも良さそうです。

 バイク屋で注文して揃えたパーツがこちら。

CRF100のステップ回りのパーツ一式。ステップはスズキ・ストリートマジックのもの。
部品を取り出したところ。

可倒ステップの組み立て

 サービスマニュアルも無いので組み立て方はよくわかりませんでしたが、何となくで組み立ててみたところ、それっぽくなりました。多分間違ってないと思います。

組み立て完成。バネが付いており、ちゃんと曲がります。

 ちゃんと上側にハネ上がるし、バネで元に戻ります。これこれ、これが「普通の」バイクのステップですよ。

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組み立てたステップをApeに装着

 さあ、いよいよ組み立てたステップをApeに装着してみます。純正ステップにはスタンドセンサー(スタンドが立っている時に発進しようとするとエンジンが止まるようになっている)が付いているので、ステップを交換する際はスタンドセンサーに繋がっている線を短絡させておきます。

ステップ自体はボルト2本で留めて、スタンドを取り付ければ装着出来ます。

装着後の写真がこちら。

装着したところ(右側)。バネの付け方が逆ですが、イイ感じです。

 ボルトの位置もピッタリだし、ステップの位置も全く違和感がありません。良かった良かった。

まとめ・感想

 作業を終えて感じたのは「これは良い!」でした。車体を傾けてみてステップが接地しても、ステップが折れ曲がって引っ掛からなくなりました。元々それが目的で行ったカスタムなので、当初の目的はバッチリ達成したということですね。

 次に、見た目がよりネイキッドバイクらしくなりました。純正のステップとブラケットはブラックですが、エンジンと同じシルバーなので見た目に違和感も無く、スポーティーさが自然に出ています。

 「他車流用」という、なんだかカスタムのベテランみたいな事に手を出した今回のトライでしたが、結果的には大成功だったのではないでしょうか。実用性とカッコ良さが格段にアップしたので、個人的には大満足でした。

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